右ふとももの前が痛い
60代女性。「10日くらい前から寝ているときにふとももの前の方が痛くてだるくなる。」といいます。どうも、畑仕事で鍬を使ったのが原因じゃないかなともおっしゃってました。
立った状態から御辞儀をさせると、ふとももの前の方がだるくなります。体を反らせるときと、左に曲げるときに右の腰がつまったような感じがします。
比較的軽い症状のようです。
右のF5,F4,F6 の順番で井穴刺絡をしますと、前屈での違和感が消失しました。次に左のF1を刺絡しますと反ったときと左に曲げたときのツッパリ感が消失しました。
右の臀部の筋肉の緊張がふとももの症状をもたらしているようなので、右上で横に寝ていただいて、臀部に吸玉をしました。最後に百会も刺絡して動いていただいたところ、来院時の症状は全てなくなったとのことでした。
今日治療をしたツボに、今晩お線香で刺激をしていただくように指導して、明日また来ていただくことにしました。
結果は、「夜目が覚めたときに少し痛かったが、朝になったらなんともなくなった。昨日よりは全然よい。」とのことでした。2日目も初回と同じ施術をして、これでまだ痛みが出るようならまた来てくだしと言って終了です。ただし、3日ほどは、線香での刺激をするように指導をしておきました。
ちなみに、線香灸とは、線香に火をつけて、ツボに3ミリほど近づけます。アチッと感じたら線香をツボから離して、また同じようにツボに近づけます。この操作を20回ほど繰り返すという方法です。火傷もしませんし、千年灸などの市販のお灸に比べて安上りです。
